その民族「荒吐族」は アイヌ、蝦夷、熊襲、隼人などと同種ともされる縄文時代のころ、こと東北において勢力を伸ばし、東北の平和と尊厳を守り貫く為に君臨していた。
最も有名な人物に、荒吐東族首領・アテルイが挙げられる。
アテルイは、征夷大将軍・坂上田村麻呂と戦った勇士として歴史に名を刻んでいる。
彼の戦いの歴史には、大和と蝦夷(東北)との調和の意味が込められ、権力の獲得を目的としたものではなく、万民平等の理念を基本とした、平和を守るための争いであったと伝えられている。
このフェスティバルは、荒吐族が生きたスタイルを胸に、故郷東北から全国へ向けて、東北からオリジナルのメッセージを発信していくことを、誰かの都合もいらない、ただ音楽を楽しむための『祭』を創る為に生まれた。
万民平等の理念と共に。